先日、Google Cloud Platform(GCP)の入門講座「Google Cloud onBoard」に参加したときに紹介してもらったビデオです。
Googleのデータセンターを360VRで見ることができます。
スマホのYouTubeアプリでVRモードにして、VRゴーグルで見てみると臨場感抜群です。
試してみてはどうでしょうか。
データ帯域が1PB(ペタバイト)とか、我々が使っているネットよりもはるかに速いグローバルネットワークを自前で開設していたリ、インフラのほとんどを自前で構築していたりとすごいことばかりです。
私たちが使っている検索エンジンの裏側では、とんでもないシステムがとんでもない速さで動いているのですね。
目次
ところでGoogle Cloud Platformって
Googleが提供しているクラウドサービスで、類似のものはAmazon.com の AWS や Microsoft の Azureなど。
会社にあるサーバやシステムをネットのクラウド上に移行して、管理の手間やコストを減らそうというもの。
こういったセミナーにもたまに参加するのですが、行くたびに新しいサービス(ネット上の部品みたいなもの)が増えているので、技術革新の早さを感じます。
正直ついていけません・・・
それはそうと、いろいろ面白いものも紹介してもらえるので、たまに行ってみるもの良いですよ
GCPでAIを体験
たとえば、今流行りのAIですが、実際にゼロからやろうと思うと時間も人手もお金もものすごくかかります。
自分でゼロからコードを書いて、データを集めて、AIに何時間・何日もかけて勉強させて、検証して・・・っと。大変そうです。シロウトには想像もつきません。
しかし、GCPでは、「学習済みAI」というのを公開しています。
機械学習とかディープラーニングとかの超専門的な知識がなくても使えるCloud AIというのがあるそうです。
つまり、Cloud AIを部品としてアプリやWEBサービスに取り込めるということです。
専門知識なしに利用できるといってもAI関係に関する専門知識の話なので、他の専門知識は必要でしょうが、AIを組み込みたいけどAIの開発まではできないという方には、合致するものがあれば一度ご検討していアt抱いても良いと思います。
話した言葉を自動認識「Cloud Speech API」
AIでわかりやすいのは、自動音声認識でしょう。スマートスピーカーも結構安く販売しているので使ったことある人も多いでしょう。
Cloud Speech には「Speech-to-Text」と「Text-to-Speech」の2種類があります。
話した言葉を文字にするのと、文字入力したものを音声にするもの。
結構正確に違和感なく変換できています。
デモサイトがあるので、是非お試しあれ!
その他の学習済みAPI
以下の学習済みAPIにもデモサイトがあるのでお試しください。
結構面白いです。
未来な感じです。
- Cloud Translation API
テキスト翻訳
100以上の言語と数千もの言語ペアに対応
言語の自動検出
HTMLからのテキスト抽出不要
Cloud Translation API デモサイト - Cloud Natural Language API
構文解析
人、組織、場所、イベント、商品、メディアを特定
感情分析
多言語対応
Cloud Natural Language API デモサイト - Cloud Vision API
画像分析
顔認識、ランドマーク、ロゴ、テキストなど
感情の分析(怒ってる、喜んでいるなど)
Cloud Vision API デモサイト - Cloud Vision Intelligence
動画コンテンツ分析
ラベル検出
動画カタログを素早く検索
Cloud Vision Intelligence デモサイト
どれも何かに使えそうな気がします。
どのように使うのはよくわかりませんが。
個人的には画像認識や動画認識は使ってみたいですね。
Googleはこれだけの処理を行えるデータを蓄積しているということになります。
よく考えると怖いです。便利と恐怖は隣り合わせということで。